肉まんくんの中国ローカル生活漫画

肉まんくんの中国ローカル生活を漫画にしました

お土産持参で中国人宅に行く場合のマナー

日本でも中国人の方が増えてきましたね。

職場や学校などで仲良くなって家に遊びに行くことがあるかもしれません。

 

そんな時に知っておくと役立つ

中国の文化を今日は紹介したいと思います。

 

お土産の扱い方

まず日本の場合、お土産を持参した時にはこんな感じが多いですね。
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お土産を一緒に食べるというのが一般的だと思われます。
 
 
さて中国の場合
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お土産は箱から出さずにそのまま!っていうことが多いです!
 これは
  • お土産をその場で開けるのは卑しいと思われる
  • 自分が準備したものでお客をもてなすので、お土産を一緒に食べると自分が準備不足という意味になる
ことが関係していると聞いたことがあります。
 
また、日本だとオカズを持ち寄って一緒に食べるようなこともありますが、中国ではあまりそのような風習はありません。
 
もてなす方が全てを準備するというイメージですね。
 
中国人宅に行く場合や、中国人を自宅に呼ぶ場合このような点を意識してみてくださいね!
 
※中国と言っても各家庭や地域客人との関係性などによっても違いがあります
  上記のポイントは参考までに、、、、
 
 
 

北京ローカル飯

北京といえば…北京ダック

なんかが有名ですよね!

 

今日ご紹介するのは北京ローカル飯!

 

今日は北京で食べたグルメを
ご紹介します!


(1)炒肝儿(chǎo gān ér )

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豚の肝臓と腸の煮込み料理
胡椒と大量に入れられたニンニクで肉の臭みはないが、すごく濃くてしょっぱい
ドロドロしていてお粥のように食べる 北京伝統の朝ごはん


(2)麻豆腐(má dòu fǔ)

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緑豆を発酵させて作った豆腐
崩した豆腐のような食感だが発酵食品ならではの酸味が特徴
味は我慢できるが見た目のグロテスクさに箸は進まず

(3)炸灌肠(zhà guàn cháng) 

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元々は豚の大腸を使ったソーセージを油で揚げた料理だったが
近年では緑豆粉、片栗粉や香料を入れたものを太いソーセージに見立ててそれを輪切りにして揚げたものを炸灌肠と言っている

味は特にないがサクサクとした食感と
ニンニク汁(ニンニク+水+酢)につけて食べるのでかなりニンニク臭くなる

 

(4)北京老火鍋

続いて 連れて行かれたのが…北京式火鍋

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このような鍋を使うのが北京式!

炭を使って加熱しているのが特徴です。

 

メインは羊肉

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センマイ(牛の第三胃)も入れます

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ゴマだれでいただきます!

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ただ…先にこっちをたべたかった

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結局お腹いっぱいで食べられず…

またリベンジします!

 

 

 

中国ローカルとニワトリ

中国ローカル生活に欠かせないのがニワトリです。

 

スーパーでももちろん鶏肉は売られているのですが

 

ローカル地方では 生きたまま売り買いされていました

 

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ふと 電動バイクに乗っている

 

おばちゃんの

 

カゴを見ると

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ニワトリの顔が出てる!

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ドヤ顔なおばちゃん

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旧正月にはニワトリが欠かせない

中国では旧正月にニワトリ料理を食べる地域が多いですね。

 

そんなわけで 旧正月前には

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マンションのベランダにニワトリがいるっ!

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旧正月には絞めて食べるそうな…

 

旧正月にかかわらず

 

中国ローカルでは

 

マンション内でもニワトリが放し飼いされていました

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人を襲うこともなく 平和に共存しています

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中国では大事に食べられているニワトリ

中国ではニワトリのさまざまな部位を食べます

 

日本人がよくビックリするのが鶏頭

 

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ニワトリの頭がゴロッとそのまま入っているので

 

かなり衝撃的だったのですが

 

それよりも衝撃的だったのが

 

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羊頭!

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河南省では 場所によってよく食べられている

 

羊頭料理…

 

まとめ:中国ローカル生活にはニワトリが欠かせない

中国ローカル地方では 至る所でニワトリを見かけました。

 

貴重な人間のタンパク源でもあり、色々なスペースで育てることができるのが素晴らしいですね。

 

日本ではすでに肉になった状態しか見ることがありませんでしたが

 

中国ローカル生活を通して 食のありがたみを 改めて学びました。

中国と豚食

皆さんは豚肉が好きですか?

 

日本では豚といったらロースやバラ肉…がメインですね。

 

中国ではさまざまな部位を日常的に食べます。

 

今日は日本では珍しい豚食をご紹介しましょう。

 

豚頭肉

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中国の多くの場所では豚の頭肉が売られています。

 

とくに旧正月には丸々一頭分の頭肉を煮込んで数日に分けて食べたりします。

 

食べるときはこのようにスライスして

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冷たい状態のまま食べることが多いですね。

 

頭部はゼラチン質なので コリコリした食感が楽しめます。

 

見た目がグロテスクですが 味はさっぱりして美味しいんです!

 

豚足

日本でも沖縄などでは有名な豚足

 

中国ではおなじみの食材でスーパーなどにも普通に並べられています。

 

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T字カミソリを使って 豚足の産毛をとっている店員さんを

 

見かけたことがあります

 

豚もカミソリでムダ毛処理をするんですね…

 

ちなみに中国で豚足は煮込んだものを食べます

 

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ゼラチン質で モチモチした食感が病みつきになりますね〜

 

中国の豚肉の特徴

中国ローカルでは 道端で豚肉がよく売られています。

 

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ただ

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肉質が

 

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水分でブヨブヨしています…

 

噂によると 豚を絞める前に多量の水を飲ませて

 

肉を重くしているという話を聞いたことがあります…

 

恐ろしい……ちなみに中国の牛肉も全体的に水分が多い気がします…

 

個人的に好きな豚肉料理

豚肉を使った美味しい料理は数多くありますが

 

私が一番好きなのが

 

中国セロリ(日本のセロリよりも細くて香りが少ない)

を使った

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中国セロリと豚肉炒め

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うまーーー

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セロリのシャキシャキした歯ごたえと豚肉の旨味がぴったり合う一品です。

 

味付けは塩胡椒 若干の醤油だけでOK!

 

中国ではよく食べていました。

 

豚は慣用句にも使われる

豚は料理だけでなく慣用句としても中国では使われています

 

例えば日本語では

 

「泥のように眠る」という言葉も

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中国では

 

「死んだ豚のように眠る」と言います。

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彼は死んだ豚のように寝ている……

 

泥よりもわかりやすいですねw

 

まとめ:中国人は豚肉が大好き!

中国ではさまざまな料理で豚肉が使われます

 

足から顔まで無駄なく使うのはすごいですね!

 

他にも「脳みそ」を食べる地域や人もいるようです。

 

中国に来る機会があれば ぜひ本格中華で豚肉を楽しんでくださいね!

 

 

 

 

 

 

中国ローカルでビックリしたマナー

国によってマナーや礼儀作法はちがいます。

 

日本から見れば「マナーが悪い!」

 

と思うことがあっても

 

外国では問題がないことも…

 

今回は私が日本に中国ローカルでビックリしたマナーを紹介します!

 

食卓は汚してもOK

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魚や肉の骨なんかは、そのまま卓に出して食べる人がいます

 

中国でもマナー違反と言われているものの

 

中国ローカルでは よく見かける風景でした。

 

食後はもちろんぐちゃぐちゃになるのですが、店員さんが毎回綺麗にしてくれます。

 

ゲップがカジュアル

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食事中でも どこでもゲップする人がいます。

 

もちろん中国でもゲップは下品という認識ですが、日本よりかはカジュアルな感じですね〜

 

ゲップを我慢して飲むこむことの方がNG(体に悪い)という考え方もあるとか。

 

子供のオシッコもカジュアル

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中国では子供のオシッコは汚くないという認識があります。

 

以前友人の家で

 

2、3歳の子供がリビングでそのまま床にオシッコしたのは

 

かなり衝撃的でしたね〜

 

床にオシッコさせて 後で雑巾で拭き取る…という方式でした。

 

痰吐く人も多い

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中国の場所にもよるんですが…

 

全体的に痰吐く人が多い印象がありますね

 

特にタバコを吸っている男性はよく痰が絡むようで

 

しょっちゅう痰を吐いている印象があります

 

カジュアルに電話

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急に友人から電話

 

しばらく雑談してから…

 

聞いてみました

 

「ところでなんの用事?」

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「用事は特にないけど…」

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「メールで良くね?」

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メールが面倒くさい&電話した方が早い

 

と感じる中国人は多いようですね〜

 

まとめ:国が変わればマナーも変わる

中国といっても場所や文化背景でマナー作法は違います

 

ただ私の住んでいたローカル地域では以上のような光景をよく目にしました

 

日本から見れば「マナーが悪い!」と思うこともありますが

 

その地域では そこまで大きな問題ではありませんでした。

 

良く中国人旅行客のマナーが日本で問題になることがありますが

 

ただ単に日本のマナーや作法を知らないだけ…ということも

 

親切に指摘してあげれば 感謝して改善してくれるケースも良くあります!

 

「中国人はマナーが悪い!」と決めつけてしまう前に

 

相手の立場で考えることも重要だと思います

 

 

 

中国ローカルで出会った動物たち

 

国が変われば見る風景も変わる。

 

それは身の回りの動物もそうです。

例えば日本のカラス……中国ではあの真っ黒なカラスを見ませんでした。

 

では、中国ローカルではどんな動物がいたのか?

ちょっと紹介していきます!

 

河南省に多かったヤギ

河原沿いなんかを散歩していると

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よく見かけたのが

 

放牧されているヤギたち

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たまに大きな公園でも放牧

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公園の草木がボロボロだったのが

気になりましたが…

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番犬ならぬ番アヒル

日本では番犬が主ですが…

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中国ローカルでは

番アヒル

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これが意外にも優秀でしたね〜

声も大きいですし 知らない人が来るとちゃんと知らせます

結構凶暴なので泥棒よけにもピッタリ!

 

鳥の散歩

これは河南省で見かけましたが、北京などでもよく見かける風景

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鳥をカゴに入れたまま散歩して お気に入りの場所で

音色を楽しむという風流な趣味ですね。

 

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(始めは鳥を売ってるのか?と思ってました)

 

まとめ:動物との距離が近いのがローカルの魅力!

ローカルでは色々な動物との距離が近いのが楽しかったですね〜

ちなみに放牧されているヤギさんはお肉になるのですが

それもかなりリアルで…日本では味わえない経験でした^^;

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中国で見かけた“物乞い”の方々

中国では上海 山東四川省 河南省 などなど

 

色々な都市で生活をしたり

 

別の都市に旅行に行った事がありましたが

 

本当に色々なタイプの“物乞い”の方をお見かけしました…

 

今日は5つの種類に分類分けして紹介します

 最初に上海で見かけたのが交代勤務型

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時間制で入れ替わっている病人…

 

これよく考えると非常に効率的でよく考えてるな〜と感心しました

 

さらにビックリしたのが 過剰演出型

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自前の感動的なBGMを流しながらの“物乞い”

 

あれ…そのスピーカー買うお金はあったの?

 

というツッコミは入れないでください…

 

情熱型

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車の進行方向を塞いでとにかく土下座!

 

これはついついお金をあげてしまうかも…

 

かなり危険な行為ですが…

 

同じ情熱型でこんなこともありました

 

まずお店の前で急に踊り出して

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終わったらチップを要求

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店員が拒否すると 激怒!

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お互いハートが強いっっ

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自分だったら…とりあえず少し渡してどこかに行ってもらいたいと思いますが

 

店員さんは頑として支払い拒否していたのが印象的でした

 

頭脳型

 

こんな事がありました。

 

ある時 街中で 殴り合いの喧嘩

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そこに

 

まるで見物料を徴収するかのように

 

現れた物乞いの方

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野次馬の人も訳がわからず 結構支払ってましたね〜

 

同じく 近年増えているのが

 

QRコード持参した

 

電子マネーの物乞い

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「お金持ってない」とか「小銭がない」というような

 

言い訳が通用しないので…手強いですね

 

【まとめ】

もちろん本当に貧困に困っている人もいるとは思いますが、ほとんどは“職業物乞い”だと言われています。

 

彼らを雇っている組織がいて 彼らの衣食住を提供する代わりに 物乞いでの収入を受け取るという仕組みのようです。

 

中にはもっと悲惨なケースもあるようですが…ここでは書きません。

 

中国は経済発展が進んでいる反面 こうした物乞いなどが相変わらず存在しています。

 

都市によっては規制も厳しくなっているようですが、かなり根深い問題なので完全になくなることはないでしょう。

 

上記では分類分けしていますが 決してバカにしたり 見下げる意図はない事をご理解ください。